永遠に借金返済を続ける哀れな友達

いつもお金がなくて困っている友達がいました。
彼は地元の小さな町でインターネットセンターを経営しています。仕事をはじめるにあたり、初期費用を借金したそうです。それでコンピューター、コピー機などを購入しました。仕事をはじめて軌道に乗れば月々地道に借金の返済ができると思ったようです。

収入の話をしていた時「いい月は30万ペソぐらいはいく」と言っていました。ドミニカ共和国での最低賃金が約12万ペソなので、稼ぎはいいほうです。経済的にも余裕が出るはずなのですが、いつも「お金がない」と困っていました。
ある時、その理由を問いただしました。すると、借金をしたのが銀行などのちゃんとした所ではなく、地元の金貸しだったのです。金利が高かったため、月々の返済額が大きく、せっかくの収入のほとんどが借金返済にあてられていました。さらに悪いことに、返済が厳しい月は友達などから借りており、当然翌月にそれも返さなければなりませんでした。借金を返済するために借金をするという最悪の事態でした。

あまりにもかわいそうだったので、一回2人で座って、返済はいつごろ終わるのか計算することにしました。
するととんでもないことがわかりました。
返済期間はほぼ永遠、毎月毎月支払いをしなければならない恐るべき金利だったのです。
親友だったので、全額返済するためのお金を無利子で貸してあげることにしました。
あのままほって置いたらどうなっていたのやら、借金は軽くするものではありません。

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